マルさんよりGS200RCを譲渡していただくことになり、丁度一か月前の424日ご自宅に伺いました。
GS200RC本体とMoonlite Forcuser、光軸調整機材、結露防止用乾燥空気装置、機材の使用方法等の資料のKING JIMファイル等をいただき、3時間にわたって機材の具体的な使用方法等をレクチャーして頂きました。

1.翌日から、先ずは鏡筒の光軸調整にチャレンジ。
前日のレクチャーを思い出しながら、頂いた資料を読み込んで、実際にやってみると、何とかできそうな気がして来た。光軸は問題ないようだ????常磐道の復路の車移動の振動の影響無かった???。
早速、26日実写トライアルに何とか晴れそうないつもの小山ダムに行ってきました。
夕方明るいうちに光軸確認をやりたくて、15時半に現到着。
到着後、断続的に小雨が降ってきて機材の設営が中々出来なかったが、21時ごろ雨の降る可能性がなくなったと判断して、機材設営開始。ヘッドライトをしながらの極軸調整は約1時間かかって難儀しました。少しくるっていたので主鏡、副鏡を微調整。小山ダムに行く途中のワインディングロードでの振動や段差での衝撃で狂ったのでしょうか。
23時ごろ撮影を開始しましたが、後で確認したらガイドの取り付けビスの締め付け不備でガイド不良の大量生産でした。

2.スパイダーの光条
226日撮影のガイド不良画像を見ると、スパイダーの
光条がX字になっているのが、なんとなく馴染めない。スパイダーの光条は天体写真上では基本的には余計なものですので気にしなくていいと思いますが、やっぱり私的にはで今までと同じ十字にする方法はないかと考えました。
ありました。
VC200Lに使っていた鏡筒バンド(三基光学館)を使えば出来るんじゃないか?
確か、この20㎝鏡筒バンドの対象機種としてVC200L,GS200RCとなっていた記憶がある。

やってみました。
こんな感じです。サイズはびったしでした。
ついでに腹巻もVC200Lのものを巻いてみました。フードは乾燥空気送風ができる本機専用品です。
IMG_0737[1]

5月20日下弦の大きな月が0時過ぎに出てきますので長時間露出は出来ませんが、晴れの気象予報が出てきたので思い切って水沼ダムへ試写に行ってきました。
VC200Lより少し写野が広いので、久しぶりに大型の銀河M101撮ってみました。


この時期特有の靄っとした空で、時折薄雲が通過する中したが、やっぱりVC200Lよりは画像のキレは1ランク高いですね。2時間の露光ではHⅡ領域は出てきませんでしたね

続く