高萩市に1月23日、28日 連荘で行ってきました。両日とも西風が強そうだったので、展望台に行く歩道の途中の小山の東側に機材設営をして撮影しました。23日は下弦翌日の大きな月が2時過ぎ出てくるので、AM2時で撮影終了。28日は事前の気象予報通り、薄明終了時は曇っておりましたが、23時半ごろ快晴となり、当地としては珍しく透明度が高く&暗い素晴らしい空となって薄明終了まで撮影できました。待った甲斐がありました。

今回の撮影対象はキリン座のNGC2146です。小さくて特異な形をしており、興味深い銀河です。
未確認の近くの銀河の重力でかなり歪んだ状態になっていると考えられております。
右上にあるのは伴銀河のNGC2146Aです。今回はNGC2146Aをギリギリ写野に入れるため、主役のNGC2146を若干センターからずらしています。

中央付近 ★NGC2146  キリン座  棒渦巻銀河 距離:4900万光年 視直径:5.7′X3.3′
左上   ★NGC2146A  キリン座  渦巻銀河  距離:NA       視直径:3.0′X1.1′


鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ:ZWO ASI290MM MIN , PHD2N.I.N.Aによるディザリングオートガイド
撮影地:  高萩市   
撮影条件:2/23 ISO1600, 600sec×34コマ
              2/28 ISO1600, 600sec×25         総露出時間=9時間50分
日時:2025.01.23  19:5126:24
        2024.12.28  23:5729:04

面積比25%にトリミング