4月12日以来、超久しぶりに11月3日観音沼森林公園、6日小山ダムへ遠征しました。
4月下旬から6月まで突発性頭位めまい症が発症し、7月には1年前に発症した狭心症のカテーテル手術の経過観察でカテーテル検査を行い、8月末にコロナ感染症に感染し、その後遺症(倦怠感、味覚障害)に悩まされ、天体写真撮影は控えておりましたが、何とか体力・気力回復し趣味ができるようになりました。

11/3 観音沼森林公園に紅葉見物のため13時半と早めの到着。3連休の中日の為にあの広い駐車場が約80%埋まっていました。観光客が僅かな人数になった15時半過ぎ機材設営開始。
日没を過ぎると、星友を含めて11人の同業者が集まり、大盛況の撮影会となりました。

さて今回の撮影対象おひつじ座の渦巻銀河NGC772です。
この銀河は1.3億光年の彼方にあり、我々ヒト(Homo sapiens)という種がアフリカ大陸に出現する遥か昔の恐竜が地球上を闊歩していた時代の姿を見ているのですね。

★NGC772 渦巻銀河 おひつじ座 距離:1.3億光年  見かけの大きさ:7.5′x4.3′
11/15::画像の南北が逆にになっていましたので、修正画像に差し替えました。
11/17:撮影画像を厳選し再画像処理を行いました。


鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ:ZWO ASI290MM MIN , PHD2N.I.N.Aによるディザリングオートガイド
撮影条件:観音沼森林公園ISO1600, 600sec×32コマ  
     小山ダムSO1600, 600sec×10コマ   総露出時間:7時間
 撮影地:福島県下郷町、茨城県高萩市
日時:
2024.11.03  20:03~27:03, 2024.11.06  20:31~23:03
面積比25%にトリミング

2夜合計8時間越えの露光となったため外周の淡い腕を何とか描写できました。

11/6の撮影は主鏡の結露や強風のため15コマしか撮影できませんでした。