9月12日、2番目に近い(車で約20分)高萩市の小山ダムに遠征しました。なかなかすっきり晴れない日が続く中、当日は茨城県北部海沿いが晴れそうなので、風が弱そうな小山ダムに行って来ました。

日没後、初めてお会いする水戸のNさんご夫婦が到着。奥様が最近天体写真撮影を始められて、ご友人に小山ダムを進められたので、下見に来られたとの由。


日没時はドン曇りでしたが。予報通り20時過ぎから晴れてきたので20:33に撮影開始。

当日の撮影対象は久し振りのペガスス座の銀河NGC7331です。

★NGC7331 渦巻銀河 ペガスス座 距離:1200万光年 視直径:10′×3.1′


鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ:ZWO ASI290MM MIN , PHD2N.I.N.Aによるディザリングオートガイド
撮影条件:ISO1600, 600sec×14コマ 総露光時間=2時間20
日時2023.09:12 20:332415
 面積比13%にクロップ

当日はシーイングはかなり良かったのですが、断続的に薄雲が流れた来てガイドグラフが暴れたり、撮影中断に追い込まれて撮影は最終的に600sec✖14コマとなりました。

好シーイングにより、かなり良好な画像も少なからずあったので、今回は✖4のDrizzle Integrationをやってみて、面積比13%にクロップの強拡大画像にしてみました。
流石に2時間20分の露光では周辺の矮小銀河の腕は出てきませんね。次回追加撮影ですね。

0時過ぎには曇りはじめ、その後晴れる可能性がなくなったので、AM1時撤収。