緊急事態宣言の特別警戒都道府県に位置付けられております茨城県ですので、日中の不要不急の外出は自粛中です。県南の10市町ではかなり感染が広がっており、県北部3市1町(北茨城市、高萩市、常陸大宮市、大子町)は未だ感染確認者は出ていませんが、じわじわと迫ってくる恐怖を感じております。

その中で4月27日 車で13分の秘密の撮影スポットに行ってきました。当日、夕方6時くらいまで小雨が降っていましたが、関東北部は8時ごろから晴れてくるという気象予報でした。7時過ぎ暗くなって予報通り晴れてきたので出発。

このスポットは東と西側に山が迫り、視界は非常に悪いのですが、北側はそこそこ暗いですね。
幸い、今まで同様に同業者も居ない淋しいボッチ撮影ですが、狙い通りの超過疎状態です。

とくに撮影対象は決めていなかったのですが、8時過ぎ東の山影からおおぐまの尻尾の先端が出てきたので、2年ぶりのM51に決めて撮影開始。
当日の気象条件は透明度・暗さ良好、シーイングまずまず、時折の弱風。当地としては、良い方ではないでしょうか。

★M51(NGC5194, NGC5195) 子持ち銀河 りょうけん座
M51_北茨城市_2020.04.27-5.


鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ QHY5Ⅲ-178M , PHD2、BackYardNikonによるディザリングオートガイド
撮影条件:ISO1600, 600sec, 30コマ, 総露光時間=5時間
撮影日時2020.4.27  20:35~01:55 , 撮影地:茨城県北茨城市

オリジナル画像はこちら➡https://www.flickr.com/photos/181790959@N02/49858560256/in/dateposted-public/
2時前に西側の山にかかりそうなってきたのでライトフレーム撮影終了。スカイフラットを12コマ撮影して撤収。

2年前の画像より銀河中心部の描写は解像感が上がったような気がしますが、外側の淡い腕のあぶり出しはイマイチですね。

★M51をズームアップ縦構図トリミング版
M51_北茨城市_2020.04.27-6


オリジナル画像はこちら➡https://www.flickr.com/photos/181790959@N02/49858205486/in/dateposted-public/