10月8日半年振りに朧滝へ遠征してきました。
当日は茨城県沿岸部は低気圧の影響で強風が吹き荒れ、時折の突風で
家が揺れるめったにない大荒れの天候でしたが、GPVの予報では
概ね晴れの予報だったので朧滝、希望が丘方面に遠征決行しました。
 
風速と月の出の影響を考慮し、半年振りに朧滝へ!
 
4時過ぎ到着。まだどなたも来到着してないが、設営開始。
日没後、北側に雲がかかり極軸設定がなかなかできない。
 
薄明終了になり、Hanaさん、つくば市のKASHIWABARAさんが到着。
続いてとしさんも到着。
なんとHanaさんもD810Aを導入し、今日がファーストライトとのこと。
平日にしてはめずらしく、若手(多分皆さん30代 or 40代?)3人に
囲まれての撮影会となりました。
 
当日のターゲットは1021日に失敗したM33のリベンジマッチ。
前回はFl1800mmではみ出しぎみだったので×0.7のレデューサーを
付けて、Fl1280mmとした。
 
時折の突風でガイドのキャリブレーションがエラーが相次ぎ、
結局 21時半撮影開始。以後、薄明開始まで快晴無風
 
M33 さんかく座
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鏡筒Vixen VC200L+×0.7Reducer, Fl1280mm, F6.4 
カメラ:Nikon D7000(IR改造)
ガイド:SX SupaerStar ,PHD2, ガイド D:60mm Fl:430mm
ISO1600 600sec×24コマ 総露出時間4時間
 
合計32コマ撮影しましたが、日付けが変わってからだんだん空が僅かに
靄って来たため、及び山陰に隠れた月明かりにより、恒星像のFWHM
前半の比べ、悪化しているため8コマ削除しました。
 
さすがに前回のJpeg画像より、露出時間も結構稼げたので銀河中心部から
腕の解像度は高くなってきた。今回はFl1280mmにしたがもうちょっと退いた構図の方が迫力が出てきそうですね。しかし、私の鏡筒ではズーミング出来ないし、数万光年後ろにさがって撮る訳にもいかないし・・・・・
画像処理技術が上がれば、更に良くなるかもね。
それにしてもM33は大きくて明るいが、淡いので、難しい。

実は、一昨日から昨日朝にかけて、福島県田村市滝根町の仙台平に
遠征しましたので次回にアップします。