9月20日 4ヶ月振りに希望が丘に遠征しました。
16時ごろ到着、すでに東葛星見隊のSakaiさんが到着されており、設営中です。
続いてとしさん、まーちゃるさんとお友達(Doragondemandさん)が続々と到着。
そして日没ごろ、近くの温泉で奥様と逗留中の栃木の山本さんが立ち寄られました。
山本さんは当ブログに度々コメントいただいておりますが、お会いするのは1年振り。

明るいうちに、隣のとしさんの 本日ファーストライト予定のD810A,ε130Dを
拝見。その隣まーちゃるさんの自作冷却改造EOSを拝ましていただいた。
工程のほぼ一部始終を垣間見ているので、ご苦労が実感できましたね。

当日の月没は21時半頃の予定。
天気予報では南天には雲がかかっていると思っていたが、すっきり晴れている。
ということで最初の対象はみずがめ座 NGC7293らせん星雲。
試し撮りも兼ねて20時58分撮影開始。

1枚目・当然のことながらバックは明るい。
2枚目、3枚目・だんだんバックが暗くなってくるのが分かる。
5枚目バックグランドほぼOK。 さあ本撮影開始だ。
6枚目 なんと撮影中に南天低高度にうす雲がかかってくる。PHDガイド星見失う。
すでに子午線を通過しているので、残された時間は少ない。
NGC7293はここで断念。残念!

★NGC7293 らせん星雲 みずがめ座
dd0427f6.jpg

鏡筒:VC200L  D20cm  Fl1800mm、カメラ:Nikon D7000
フィルター:IDAS LPS-D1
ガイド:SX Superstar, PHD2
ISO1600 900sec 5コマ、総露出時間:1時間15分

月明かりの残るためし撮りを含めたコンポジットのため、本来であれば
没にすべきですが、4ヶ月振りの撮影であることもあり、アップします。
無理な画像処理をしていますので、拡大厳禁ですよ。

撮影対象として想定してきた天体の中から、東側から天頂を通過する天体M33を
次の撮影対象としました。

撮影中3個のトラブルが発生。

1.フィルター取り外し、構図取り後、フォーカス設定時にロックねじを
閉め忘れが発生したようだ。天頂付近でカメラの荷重でずれたと推定。
2枚目の画像を確認中に発見!

2.再々フォーカス合わせ時、何かの操作ミスで、保存モードがRAW(NEF)から
jpegに変わっていた。

3.ワイヤレスインターバルタイマーの電池の電圧が低下し、暴走を始めたみたい。
車の中で一休みしている隙を見て、3時半ごろからなぜか1/4 secでばしゃばしゃシャッターを切っていた。

結局、jpegで12コマしか撮れなかった。
2,3は早急にBackyard Nikonを導入しないと駄目ですね。

★M33 さんかく座
0417935c.jpg

鏡筒:VC200L  D20cm  Fl1800mm、カメラ:Nikon D7000
ガイド:SX Superstar, PHD2
ISO1600, 600sec 12コマ、総露出時間:2時間

jpegでは画像処理が限られ、思うような処理が出来なかった。
決して拡大しないでください。

久しぶりの天体写真撮影ですが、それにしてもミスが多い。
若年性(?)認知症の兆候かもしれませんね。

あとFl1800mmでははみ出し気味になるので、次回1270mmで再挑戦!

それにしても天気予報に反して、ほぼ快晴でした。
地球の大自然と大宇宙に感謝!

このままでは悔しいので、23日晴れ間を縫って、月齢10の月面を
撮影してみました。
偶然にも、mn3192さんも同時刻に撮っていたようです
月全体を撮る予定でしたが、17枚で雲で覆われたため、終了。

月面 月齢10 コペルニクス、アペニン山脈付近
9c231d44.jpg

鏡筒:VC200L  D20cm  Fl1800mm、カメラ:NexImage
60sec 1800コマをRegistax6でで約40%スタック、
16枚をPhotoshop EL7でモザイク合成
”コペルニクス、アペニン山脈付近”をトリミング

構図、解像感、階調ムラ等いまいちですね。

色々ありましたが、10月新月期が待ち遠しいですね。