10月に3回遠征(10/20_塙町、10/26_南会津町、10/29_常陸大宮市)しましたが、遠征が相次いだ事と間には家族旅行もあり、画像処理が山積みに??溜まっておりましたが、撮影時の感触がよさそうな画像から順不同で始めました。

10月26日高気圧に覆われて全国的に晴れがに広がる天気になると言う予報が出ていましたが、高層風が弱そうな南会津町のスキー場に行って来ました。

16時前に現地到着。機材設営中、そう言えば10月1日に白布峠遠征の時に同業者に当地では11月になるとスキー場の開業に向けてゲレンデライトの点灯試験をやっているようだとのことを聞いたことを思い出した。念のためスキー場事務所に行って聞いてみたら、そんなことはありませんとのことです。
そして、最近クマが出てくるようなので、気を付けるようにとのことです‼

ということでいつものように携帯ラジオを一晩中つけっぱなしで撮影。

さて当日の撮影対象はキリン座の渦巻銀河IC342です。この銀河は大きい(満月の1/2~1/3)ですが、天の川銀河の星間塵や分子雲が手前にあり、かなり淡いです。太陽系からの距離は測定が難しく、幅が大きいですね
そういうことで、メシエカタログ、ニューゼネラルカタログにも入ってなく、
その後に作成された淡い星雲や星団が多いICナンバーが付いています。

バックグラウンド、恒星も含めて靄っとしていますが、全体的にあまり強調処理はせずに画像処理をしました。

★IC342 渦巻銀河 キリン座 距離:700~1100万光年 見かけの大きさ:21.4' × 20.9'


鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ:ZWO ASI290MM MIN , PHD2、N.I.N.Aによるディザリングオートガイド
撮影条件:ISO1600, 600sec×44コマ 総露光時間=7時間20分
日時2022.10:26 20:37~04:40
撮影地:福島県南会津町
面積比54%にトリミング

7時間超の露光を稼ぎましたが、特有の飴色の色は何とか出てきましたが、やはりこの銀河は淡いですね。機会があれば今シーズンに追加撮影してみましょう。