下弦を過ぎてもすっきり晴れる気がしない鬱陶しい日が続く中、下弦三日過ぎの21日に茨城、福島県境辺りで0時過ぎまで晴れる可能性が出て来たので、裏山の水沼ダムに行って来ました。
17時過ぎ現地到着。予報通りほぼ快晴です。

設営も順調に進み、めずらしく薄明終了前には構図、焦点合わせ、オートガイドのキャリブレーションも完了。

当日のの撮影対象は薄明終了時点で東側の山の稜線に出て来たペガスス座の四辺形の中にあるNGC7741です。小さいですがきれいな銀河です。

19時10分撮影開始。

予定より少し早く、23時過ぎには雲がかかり始め、撮影終了。

★NGC7741 棒渦巻銀河 ペガスス座 距離:4650万光年 見かけの大きさ:4.5′×2.9′
NHC7741_水沼ダム_2022.09.21.
鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ:ZWO ASI290MM MIN , PHD2、N.I.N.Aによるディザリングオートガイド
撮影条件:ISO1600, 600sec×25コマ 総露光時間=4時間10分
日時2022.09:21 19:07~23:24

撮影地:茨城県北茨城市 水沼ダム
面積比19%にトリミング
オリジナル画像はこちら➡NHC7741_水沼ダム_2022.09.21 | Masato Toshimitsu | Flickr

ガイドが安定していたので、Drizzle DataをDrizzleIntegrationして画像処理し、面積比19%までトリミングしてみました。

奇麗ですね。まさに宇宙に浮かぶ、ダイヤモンドリングですね。

奇跡の晴れ間に、効率のいい撮影ができて、ラッキーでした。