10月3日福島、山形県境の白布峠に遠征しました。
当日は関東北部、福島県南部は雲がかかりそうな気象予報でしたので、福島県北部の
白布峠、浄土平目指して、出発し須賀川市で昼食を取りながら、最終確認。
北部県境付近にも一時薄雲がかかりそうでしたが、WindyのMeteogram見てみると、
高度900m以下の低い雲しかかからないとのことです。
当地の標高は1400mなので、峠にはかからないと判断し、白布峠に直行。

今回の撮影対象は9月11日浄土平で撮ったNGC7741の追加撮影です。
浄土平では風に悩まされ、24コマ中何とか使えそうな4コマでコンポジットしましたが
やはり恒星像はぼやけるし、銀河の色調も出ませんでした。

今回はそのリベンジですね。

★NGC7741  ペガスス座  距離:4650万光年  見かけ大きさ:4.5'x 2.9'
NGC7741_白布峠_2021.10.03-11.

鏡筒:VC200L D=200mm,  FL=1800mm  直焦点
赤道儀:SXP 、カメラ:D810a
ガイド:カメラ QHY5Ⅲ-178M , PHD2、BackYardNikonによるディザリングオートガイド
撮影条件:ISO2000, 600sec×34コマ(浄土平4コマ,白布峠30コマ) 総露光時間=5時間40分
撮影日時2021.09.11  23:40~26:15 , 撮影地:福島市浄土平、
    2021.10.03 19:43~01:23 
撮影地:白布峠
オリジナル画像はこちら➡https://www.flickr.com/photos/181790959@N02/51577901527/in/dateposted-public/
大きさがかなり小さいので25%にトリミングしてみました。
NGC7741_白布峠_2021.10.03-12

オリジナル画像はこちら➡https://www.flickr.com/photos/181790959@N02/51577917067/in/dateposted-public/

日付が変わるころから、少し靄ってきたこともあり、露光時間を稼いだ割には
鮮鋭度が出てきませんでした。

今回の撮影、画像処理は冷却CMOSモノクロカメラ導入を睨んで練習のため、導入、撮影コントロールをNINAで、画像処理をPIのSeparate CFA Channel AlignmentでR,G,B画像を作成しL画像と別フローでやってみました。処理工程が多くて大変でした。