12月10日いつもの丘へ久し振りに遠征しました。
当日は一晩中快晴弱風、日付が変わる前にはシーイングも良好、透明度はまずますのコンディションです。
8時ごろ、RUKUさんが到着しました。久し振りにRUKUさんとお話しできました。

さて、当日の撮影対象はIC342、ウィルタネン彗星を予定しましたが、午前中の気象予報に反し、朝まで快晴となりましたので、IC342が西に傾いたAM3時より散開星団NGC2244も撮ることができました。

年末の雑事等 色々あって、画像処理が手つかずでしたが、まず46P ウィルタネン彗星を軽く画像処理してみました。20分露出でこれだけの移動です。凄いスピードで移動中です。尾が少しでも映るかもしれないと期待して、コマをセンターからずらしたのですが、やっぱり全く映らないですね。

★今が旬の46P ウィルタネン彗星
15c5c423.jpg

鏡筒:VC200L D=20㎝  Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5Ⅲ-178M、 恒星追尾オートガイド:PHD2
撮影条件:ISO6400 ,60sec ,18マ、総露出20分
撮影日時場所:2018/12/10 23:30~23:40 福島県塙町
StellImage8でメトカーフコンポジット処理

めんどうなのでそのままFL1800mmで撮ってみました。
現在凄いスピードで移動しているので、ISO6400、60sec、20コマで撮り、ダーク、フラット処理はしてないし、20分の露出ではノイジーですね。
やっぱり尾は見えないですね。昨日、今日あたりが地球最接近だそうですので、うまく撮ると僅かに見えてくるかも。

次回は彗星コマ追尾で、もう少し低感度、長露出で撮影してみましょう。

今日はいつもの丘は晴れそうですね。