9/24 のリベンジの為、性懲りも無く、再度 9/28 浄土平へ遠征しました。
この日は東北道 福島西ICで降りて、福島市側から磐梯吾妻スカイラインで2時間10分のドライブでした。どっちから行ってもほぼ同じかな。
 
当日のSCW天気予報では22時頃から朝まで快晴・弱風の予報でした。
また、月齢7.9の大きな上弦の月が22:50に沈む予定です。

22時半頃、北側から晴れてきて、極軸をPoleMasterで設定し、Stellashotで
ピント合わせを完了。当日は24日よりシーイングが少し悪いようです。
前回はバーチノフマスクを被せ、Stellashotのライブビューで合焦をかなり追い込めたが、今回はライブビュー画面では追い込めず、かなりアバウトな状態から静止画を撮影しながら追い込んでいきました。

今回の対象は北天のきりん座の銀河IC342です。このフェイスオンの渦巻銀河の腕は
極めて淡く、20cm+デジカメでは最低10時間、出来れば15時間位は露出時間が必要と考えています。いずれにしてもこの秋から冬が終わるまでに撮り終わればいいかな。

今回は念のため、ビジターセンターの東側に陣取り西風を少しでも
和らげる体制です。なんだかんだで23時半撮影開始。

★IC342 渦巻銀河 きりん
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鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2 
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,14コマ、総露出140分(2時間20分)
撮影日時:9/2823:35~ 撮影場所:福島県福島市土湯温泉町 浄土平 駐車場


途中、カメラからの信号が途絶えるトラブルや再ピント合わせ、子午線通過反転の構図合わせ等のロスがあり、結局 薄明開始まで20コマの撮影できました。
但し、1時間毎に5~10分間位風が吹きガイド不良が発生したため、画像処理には14コマしか使えませんでした。24日に比べれば、まずまずと言えるでしょうね。

やはり2時間ちょいでは強調しないと淡い腕は出てきませんね。
取り敢えず今期のIC342の初回撮影としてはまずまずの出だしですかね。
がんばろー!

●ビジターセンター南側の木道から浄土平の草原
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●同じ場所から北西方向 天文台の左は臨時駐車場、一切経山 
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●吾妻小富士 山頂から浄土平駐車場ほか各施設を望む。
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帰りは福島市郊外までの磐梯吾妻スカイラインの途中にある高湯温泉 ”あったか湯”につかり、ゆったりと無事正午に帰還。入浴料250円でした。安い!当然ですが、洗い場はありますがボディーソープ、シャンプー等はありません。私には十分です。