5月22日希望が丘へ遠征してきました。
当日は朝からからっとした五月晴れで、夜も薄明までほぼ快晴でした。

3時半ごろ希望が丘到着。ちょっと早いがこれなら忘れ物をしても
取りに帰って、薄明終了までには楽に戻れる。
まあ、ちゃんとチェックして出発すれば済むことのなのだが。

ゆったりと設営していると、品川No.の車が通り過ぎ、行き止まりを戻ってこられた。
”ここは星見の聖地で有名なところですか?” 
すこし間を置いて、”はっ・はい そうです”と思わず答えた。

そうか。ここは星見の聖地なのだ!初めてお会いする東京のMiyamotoさんです。
続いて、連荘のまーちゃるさん、東葛星見隊のmn3192さん、Fujimaki、ただよしさんと続々と到着。夜になってRUKUさんも到着し、本日は7名の撮影会となりました。

久々のにぎやかな遠征となり、楽しい一時でした。
特に隣に陣取ったまーちゃるさんは初めてお会いする方ですが、何度か
当ブログにコメントを頂いており、初対面とは思えず、楽しくお話を
させて頂きました。

さて、月齢4の月が沈むまで何を撮るか。
月明かりの影響の少ない東側で比較的明るい天体を探すと・・・ 
あった・・・・球状星団M13。

★球状星団M13
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VC200L Fl:1800mm F9,Nikon D7000
ガイドカメラ:SX Superstar
ISO1600 600sec×8コマ、総露出時間:1時間20分

やはり月明かりで、コントラスが低く、北天最大の球状星団M13の
ダイナミックさが全くないですね。

まあ初夏の縁起物なので・・・・

この画像は決して拡大しないでください。  
かなり無理な画像処理をしてますので・・・・

月没後、観望会等で人気のM57を撮影

★M57 リング星雲 こと座
4c062b1e.jpg









































VC200L Fl:1800mm F9,Nikon D7000
ガイドカメラ:SX Superstar、Filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
ISO1600 600sec×18コマ、総露出時間:3時間

見かけの大きさ3′と非常に小さいため、約10%にトリミング

やはり見かけの大きさ3’の対象をFl1800mmでは無理があり
細かいディティールを表現するのは難しいですね。

次に南天のいて座の散光星雲M20に対象を変更

★M20 三裂星雲 いて座
6e2288fb.jpg









































VC200L Fl:1800mm F9,Nikon D7000
ガイドカメラ:SX Superstar、Filter:IDAS HEUIB-Ⅱ
ISO1600 480sec×5コマ、総露出時間:40分

薄明終了まで撮影したが、薄明直前に南天低高度にうす雲が流れ
ガイド星を見失うことが頻発し、4コマはガイド不良となり
使えるコマは5コマのみとなった。

さすが5コマ 40分露出では解像度低く、ノイズが多くなり
赤い散光星雲の色味は出ず、赤、青共に淡い部分も描出できないですね。

以上、天体写真はあまり収穫ありませんでしたが
ご一緒した皆さんとの交流で楽しい一夜でした。