磯じいの天体写真ライフ

晴天と無風を追い求めて、走り回ってます。

怖そうなペリカンの横顔 再画像処理

8月11日浄土平で撮った”怖そうなペリカンの横顔”は2個の4等の輝星の強烈な光芒が
ちょっとうるさかったのが気になっていたので、再処理してみました。

そう言えばこの画像は久しぶりのノートリングでした。1時間半かけて撮った天頂スカイフラットが決まったようで周辺減光もほぼ取り切れてまさにフラットだったと思います。

★IC5067~5070 怖そうなペリカンの横顔 再処理
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少しすっきりしましたね
それにしても左上の輝星とその左側の少し小さい恒星の光条がぴったし重なっている。

初回処理の画像
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8/17 塙町遠征

半年ぶりに塙町のいつもの丘に遠征してきました。
前回は2月のスコップ持参の雪中遠征でした。現在は酷暑の夏。光陰矢の如し??

当初のSCWの局地予報では雲のかかる可能性もありましたが、結果は一晩中ほぼ快晴でした。風は月没頃までは吹いていましたが、その後は時折の弱風程度でまずまずです。

15時半頃現地到着。一番乗りです!すぐにDRAGONDEMANDさんが到着。
その後、いつもの方々、初めての方が続々と到着し、総勢10名の大盛況でした。

さて、当日の撮影対象は?昨年9月に初めての浄土平で3コマしか撮れなかったペガスス座のNGC7331の再チャレンジとしました。

まだ月没前ですが20時45分撮影開始。足腰が弱いのか、赤道儀の剛性が弱いのか、
風の影響を受けてガイド不良が続出、日付を跨ぐ頃から比較的安定してガイドしてきました。シーイングも、まずまず良さそうですです。

結局、薄明開始まで600sec 36コマ撮影し、良品21コマを採用。
昨年9月に撮影した3コマを倉庫から持ち出して、合計24コマをコンポジットしました。

★NGC7331 渦巻銀河 ペガスス座
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鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,24コマ、総露出240分(4時間)
撮影日時場所:2017/9/24 20:15~20:45福島市浄土平 
                   2018//8/17 20:45~3:30  :福島県塙町
RAP2でダーク、フラット処理、 DeepSkyStackerでコンポジット,StellaImage8, Phtoshotcc、FlatAide Proで画像処理
40%にトリミング(フルサイズFl 4500mm相当)


やはり、1000mの標高差は歴然ですね。浄土平で撮った3コマはバックグランドも暗く、コントラストをも高いです。シーイングも今回よりはかなり良かった記憶があります。

一週間前の7/11(浄土平)ペリカン星雲よりガイド精度が悪く、銀河中心部の構造はある程度描出できましたが恒星像はボケボケです。足腰を強化しなければなりませんね。

 



8/11 浄土平遠征ー大盛況

8月11日新月の土曜日に浄土平に遠征してきました。
この日は関東全域、南福島まで曇る予報でしたので、ここしかないということで、浄土平遠征となりました。

当日はお盆連休の初日であり、そしてペルセ群極大の前日ということで、まれにみる大盛況でした。
磐越道から東北道に入った途端に渋滞(郡山JCT→安達太良SA)に巻き込まれ15分のロス、福島西ICで降りたとたんに、カーナビが磐梯吾妻スカイライン福島西→浄土平間が法面崩落で通行禁止なっているとのことで、土湯経由でいくことにしました。
早く言ってよ!

結局、16時半現遅着
第一駐車場はすでにほぼ満車状態。
今日は風がない予報なので、いつものように奥の臨時駐車場で設営開始。
日没頃には広大な臨時駐車場には、30台以上の車が駐車し、機材を設営していました。

第一駐車場の方は23時過ぎてもほぼ満車状態は続き、赤ん坊鳴き声、子供の嬌声、お母さんの怒鳴り声が飛び交う中、皆さんペルセウス座流星群を楽しんでいました。
もうすでに、日本の夏の風物詩、いや 夏の一大イベントですね。

さて、いつもは銀河のを撮りまくっている磯じいですが、当日は透明度の高い浄土平の天頂を通過するはくちょう座のペリカン星雲を撮影することにしました。

原因不明のガイド不良等が発生し、なんだかんだで21時半頃撮影開始。
1時半ごろから北西の風が吹き出し、ガイド精度が落ちてきたので撮影終了。
薄明開始まで天頂スカイフラット600secを9コマ撮影出来ました。

23時頃、南から雲が流れて来ましたが、天頂は通らず西側へ流れて行き、一晩中ほぼ快晴でした。

★IC5067~5070 怖そうなペリカンの横顔  散光星雲
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鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,20コマ、総露出200分(3時間20分)
撮影日時:8/11 21:30~1:30  場所:福島市浄土平 臨時駐車場
RAP2でダーク、フラット処理、 DeepSkyStackerでコンポジット,StellaImage8, Phtoshotcc、FlatAide Proで画像処理

結局、車のハイビーム攻勢、ガイド不良等で20コマをコンポジット。
ペリカンの横顔は怖いですね。今回は星雲の輝度はあまり上げずに淡くうねっている部分のディティールが出来るだけ出るように処理してみました。
それにしても2年3か月ぶりの散光星雲の撮影でした。

年に一度のお祭りですので、ハイビーム攻勢はしょうがないですね。





7/14 浄土平遠征 NGC6946

大分 前の話ですが、新月の前日7月14日に浄土平へ遠征しました。
この日の気象予報は薄雲が広がる可能性が高いイマイチの予報でしたが
長期予報ではこの先すっきり晴れる可能性は低いため、ある意味ギャンブルで
浄土平へ遠征を強行しました。

14時頃自宅を出発し、東北道の福島西ICで降りて、福島市を走っていると、なんと気温は33℃のうだるような暑さでした。日本中で連日猛暑の情報を耳にしますが、北茨城市磯原町は前日やっと今年初めて30℃に届いたばかりなので、暑い!
一気に磐梯吾妻スカイラインを駆け上ると、浄土平はなんと21℃。涼しいをと通り越して、少し寒い。明け方には17℃まで下がり、ちょっとした防寒着が必要です。

当日はあの広い臨時駐車場に6人の同業者がいました。皆さん東京、埼玉、千葉の首都圏からはるばる来ておりました。

さて、今回の対象は今季2回目の挑戦のケフェウス座の系外銀河NGC6946です。
薄明終了前の20時40分撮影開始。
日没後全天快晴、無風となり、シーイング、透明度もまずまずです。
いつもは明るい東側の吾妻小富士の稜線は福島市の上に雲海がかかっているようで、いつもより暗い。これは期待が持てるぞ。

★NGC6946 系外銀河 ケフェウス座
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鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,23コマ、総露出230分(3時間50分)
撮影日時:7/14 20:30~1:30  場所:福島市浄土平
RAP2でダーク、フラット処理、 DeepSkyStackerでコンポジット,StellaImage8, Phtoshotcc、FlatAide Proで画像処理
フルサイズでFl3000mm相当にトリミング
 

ギャンブルに勝ったと浮かれて、隣に陣取った天の川をタイムラプス撮影をしている方と話をしていると、23時過ぎ生暖かい風に変わり、みるみるうちに黒い雲が南から押し寄せてきた。そのうち分厚い雲でドン曇り。足元は恒星照、天の川照でぼんやり見えていたが、真っ暗となり、少し歩くのも赤色ヘッドライトが必要です。天の川ってこんなに明るいんだとあらためて認識。

1時前には再び快晴となりましたが、弱風が吹き出し、シーイング、透明度はかなり悪化しているようなので、1時半ライト画像撮影は終了。薄明開始までスカイフラットを撮影。

取り敢えず23コマ撮影出来ましたが、後半の画像のレベルが落ちたため、銀河の解像度、バックグランドの透明度、恒星像の先鋭度 等々はいまいちですね。
この対象は晩秋まで撮れるので、あと2~3回撮り増撮りして、レベルアップさせるつもりです。

5月に星野で撮った画像よりは格段にいいですね。さすが浄土平の空ですね。

話は変わりますが、7月21日”磯ばあ”が東日本ソフトテニス大会に出場するため、アッシー君として栃木県栃木市へ行ってきました。なんとAM10時ごろ既に39℃ですよ。
磯原では考えられない気温ですが、酷暑を体験しました。内陸の方々は大変ですね。

6/4 水沼ダム 遠征 いや近征?

梅雨入りが近づく中、6月4日昼頃SCWの局地予報を見ると、茨城県北部沿岸部は日付が変わる時間まで晴れるとの予報。ということで、水沼ダムへ撮影に行くことにしました。
ここ水沼ダムは自宅の北東8.5Kmに位置し、車で20分弱の所です。
ちなみに希望ヶ丘の東南東約15Kmです。花園川水系の花園渓谷と浄蓮寺渓谷の中間に位置し、秋は知る人ぞ知る紅葉の名所です。

但し、撮影場所は南北に流れるV字谷の底の川に近く、東と西は山が迫っているので、視界は狭いです。南はV字に開けていますが、明るいですね。城里、星野よりは暗く、朧滝よりは明るいというところでしょうか。北は朧滝に迫る暗さです。
ここの駐車場は県道添いですので、宵の口は車のヘッドライトが気になります。
短焦点はちょっと難しいかもしれませんね。トイレはあります。

さて、当日は薄明終了から月の出まで2時間ちょっとの時間しかありませんが、もう6月というのに春の銀河をしつこく(というか往生際が悪く)追いかけてみました。

★NGC5371とNGC5350ほかHCG68 りょうけん座 渦巻銀河、楕円銀河たち
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鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,14コマ、総露出140分(2時間20分)
撮影日時:6/4 21:02~23:30  場所:北茨城市水沼ダム
RAP2でダーク、フラット処理、 DeepSkyStackerでコンポジット,StellaImage8, Phtoshotcc、FlatAide Proで画像処理

今回の撮影は薄明終了間際から月の出直後にかかったため、なかなかでフラットフレームが合わなくて、最終的に4つのグループに分けてRGB別に撮影し、ベイヤーマージファイルを作成し処理しました。通常はスカイフラットかLEDライトボックスでワンショットフラットで撮影していましたが、今回はなかなか大変でした。

もう少し増撮りをして、解像度、透明感を上げたいと思いますが、この新月期チャンスはありますかね。
期待するほうが無理かな。


ギャラリー
  • 5/29 南会津町 会津高原遠征 6/16追記
  • 5/29 南会津町 会津高原遠征 6/16追記
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  • 3/8  栃木市遠征ーーーM82
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  • 12/15  塙町遠征